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朝はトールペイントのお稽古があり、
夜には、大フィルの定演があった!
『もうしんどいから、パス!』って言いたいところだけど、
今回は、ぜぇ~~~~~ったい!はずせない!!!
小曽根さんのピアノに、大植さんの幻想!
これは、這ってでも行かねば!!!
小曽根さん大ファンのNaokiも、チケットを何とかget!
大体。。。沓掛ホッとブラザーズのジャズバンドを作ったのも、
小曽根さん達のジャズに憧れたところもある
しかし。。。行ってみて初めて気が付いた!
3曲やるんだ!!!
幻想は勿論大曲だし、小曽根さんの曲もあったら、充分お腹イッパイじゃないの?
ラヴェル:道化師の朝の歌
ガーシュイン:ラプソディ・イン・ブルー
ベルリオーズ:幻想交響曲 作品14
指揮:大植英次
独奏:小曽根真(ピアノ)
コンサート・マスター:長原幸太
さて、そんな中、1曲目が始まった。
う~~~~む。。。
あんまり・・・
綺麗くない。。。ような。。。
勿論、1曲目というのは、大体の場合、音ならし的で、
最初から、おお!って感激するのは、まず無いんだけど。。。
私が、まだ読響の音を、引きずっていたのかも?って思いつつ、
2曲目の小曽根さんを迎えた!
小曽根さんを聴くのは2度目。
しかし、これほど小曽根さんにピッタリの選曲は、初めて!
う~~~む。
イイ。。。
実に・・・・
イイ。。。
小曽根さんの音は、ハズレがない!
1音1音、見事なまでの完璧さ。
裏切られた音がない!!!
緻密で極められたピアノの音。。。
それでいて、自分の音に付いてこい!的な、無謀さが全くなく、
常に、大植さんのタクトや、大フィルの音楽との一体感を控えめに保持している。。。
イイなぁ~~~
おっしゃれぇ~~~~で、綺麗な音に魅惑されたまま、
小曽根さんのガーシュインは終わった。。。。
もう、何度も何度もの拍手の中、
『今日はバレンタインなので、愛の曲を』と言って、
静かぁ~に、
アズナブール:SHE
が演奏された!
もう陶酔でございまするぅ~~~~~
もうこれだけでも、充分な位の大満足!
大植さんも、指揮台に腰掛けて、このアンコールを楽しまれた
そして、休憩を挟んで、Naokiが兵庫オケのトラで出た時以来の《幻想》!
Chrisが好きな曲の1つでもある。。。
こちらも2台ティンパニ。
打楽器陣も充実し、ナカナカの盛り上がり。。。
あ。。。こう言う《幻想》なんだ!
兵庫オケとは違い、なんというか、それぞれのパートを引き立たせた演奏
これは大植さんの《幻想》の味付けなんだ。。。
うむ。。。
コンナンも、悪くない!
素人Chrisが、初めて同じ曲で、味付けが変わった事に気づいた!
経験値が、1つ上がった
なるほどなぁ~~~
大植さんの味付けで、大フィルがやると、
こういう曲になるんだ!
読響のマーラーが頭から離れないが、
堂々の大フィルも、魅力ある誇れる関西のオケだと
満足したChrisだった。。。
しかし。。。
1曲目はいらんかったような。。。
家に帰ると、東京で買ったバレンタインチョコを
☆●◇が、ムシャムシャ。。。
ま。。。あなた様に差し上げたのですから、
食べられて宜しいのですが・・・
。。。私が食べるつもりだったのにぃ~~~
チョコレートは、あんまり好きじゃなくって、
一応儀式って事で差し上げていた昨今。
こんなに気に入られるとは!?
大変お口に召したそうで。。。。
読売日本交響楽団から、Naokiがトラとして呼んで頂けたのは、
去年の夏のファミリーコンサート
しかし、それは関西での開催だったこともあり、
Naokiとしては、ビクビクだったものの、
読響の中では、かっるぅ~いイベントだった。。。
それが、今度は、ななぬぁ~~~~んと!!!
東京での名曲シリーズ。
堂々のサントリーホールと、東京芸術劇場でのコンサート!
出し物は・・・
かの大曲。マーラーの第2番復活!
そう。。。小澤塾での初陣を飾った復活!なのである。
ぐぁ~~~~!
今度のパートは・・・
第2ティンパニ!!!
・・・ぎょぇ~~~~~!!!
この曲をご存じの方だったら、
単なる付随する程度のティンパニでないことは、
お分かり頂けると思う!
トップに負けず劣らず目立つパート。
そして、トップとの連携にも気を配らなければならない。。。
しっかぁ~~~~し!
勿論、これほどのありがったぁ~~~いお仕事は、
狂喜乱舞するほどの嬉しいオファーであった。。。
・・・で。
これはやはり、この期を逃してはなるものぞ!!!
と、Chris追っかけプロジェクトは、発動されたのであった!
10日のサントリーホールは連休中という事もあってか、完売!
12日の芸劇も、もう大分埋まっていて、イイ席は望めなかったが、何とか2階席get!
寒さも本格始動の12日。
つめたぁ~い雨の中、東京到着。
池袋駅で、東武デパートをウロウロ。。。
ブレイクをコムサのカフェで・・・
列が出来るほど混んでいるこのお店に入って、
ちょっと、ギョ!
ケーキが随分デカイ!
大阪のコムサのカフェでは、小さいケーキを2個選べて、が付いたセットで、
確か・・・800円位。
所が、このデカ子さんは、780円でおます。。。
勿論、ケーキだけで。。。
う~~~む。。。
なんでこんなに流行ってんのやろ???
そうこうする内に、時間は6時となり、スタスタと地下道から直で会場に
なるほど。。。
やはり、スッゴイ会場やわ!
そして、会場入り口には、すでに当日券を求める方の列が・・・
開場の頃には、このフロアーが人でイッパイに!
ン十年ぶりに会った東京在住のいとこや、その息子君も聴きに来てくれて、
ワクワクドキドキしながら席に着いた。。。
何せ、80分にも及ぶ5楽章まである大曲。
聴く方も、色んな意味で気合いが必要!
7時を少し過ぎて曲は始まった。。。
指揮:マンフッド・ホーネック
ソプラノ:薗田真木子
アルト:マルティナ・グマインダー
合唱:国立音楽大学合唱団
合唱指揮:田中信昭・永井宏
コンサートマスター:藤原浜雄
最初の出だしは、息を呑むテーマから
弦の響きが、見事に調和して、このテーマを引き立てる!
なるほど。。。
サスガ読響の音!
第1ティンパニの岡田さんの響きも、
やはり!と肯けるズシンと響く素晴らしい音。。。
打楽器陣も、もう、匠と言いたくなるほどの方々。
ともすれば、下手な音で、オケ全体の雰囲気を壊しかねない打楽器なのに、
どの音も、見事に解け合い、それでいて迫力があった。
管の重圧感。
あれだけの会場に、響き渡る澄んだ音。
ソロで入るメロディも、魅力的!
そして、静かぁ~に鳴るpp(ピアニッシモ)の素晴らしい事!!!
耳をそばだてて聴くほどのかすかな音の流れ。。。
今回の指揮者:マンフッド・ホーネックは、
このppを大事にする方で有名なのだそうな。。。
ただ、指揮者がいくら指示をしても、恐らく大爆音より、ずっと難しい微弱音。。。
それをちゃんと、こなせられる読響の実力をかいま見たChrisだった。。。
ppが際立てば、ffが、感動を呼ぶ!!!
コーラスも素敵だったし、グゥーーーッと盛り上がる第5楽章などは、
ずっと、軽く震えを感じたほど、感動をした!
ただ一つ、アルトのソロは、残念ながら、
小澤塾のナタリー・シュトゥッツマンには及ばないと感じた。。。
ここまで望んだら、罰が当たるかな?
そして・・・
最後の最後には、ジーンと心に来る物が・・・!
素晴らしい演奏だった。。。
Naokiのティンパニも、恥じる事のない出来!と言っていいだろう
第1の岡田さんとのからみも、Naokiのみのソロ部分も、
堂々とイイ音が聞こえてきた!!!
東京に、1週間前に行って、岡田さんとの歴然とした差を、
誰よりも痛感していたNaoki。
しかし、本番には、ここまで持って来れたという満足感!
本当に、実になった演奏会だった。
又一つ進歩したね
ちなみに。。。
Naoki曰く、10日のサントリーの方が、イイ出来だったそうな!
この日の模様は、日本テレビ系の深夜番組で放映予定!
5月14日(水)深夜26時14分~27時14分(15日午前2時14分~3時14分)
う。。。む。。。関西はやってない
関東の方は、是非ご覧下さいませませ。。。。
洛南から2日目の夜
Naokiの修士演奏が、何はともあれ幕を開けた。。。
充分とまでは行かない練習量。。。
しかし、悔いの残さない演奏はしたい!と、
自分を追い込んできての当日だった。
さて、私は撮影班
打研のみんなで色んなお手伝いを願うので、
この役目が回ってきた。。。
しかし、何せ前科者。。。
以前、映像はきっちりだったモノの、マイクのスイッチを忘れて、
音は・・・無音
(演奏会で、それはありませんゼ!)
そんな意味で、ビビリまくりのだったのだ。。。
桂の駅から、早めのに乗り込み京芸前で降りると、
私より少し年配風の奥様お二人が、
『京芸って、どちらか分かりますか?』と・・・
『私もそちらに行きますので。』と私。
『エッ!コンサートに来て下さったんですか?
どなたかの保護者の方ですか?』
当然、知り合いでもなかったら、こんな山奥まで来てくれはらへんやろうし・・・
『イエ。折り込みのチラシで。
私ら、コンサート。スキですねん!
滋賀の山奥から来たんですよ』
ひょぇ~~~~!!!感激!
そんなこんなで、会場は、
修士演奏としては大入りとも言える観客を迎えて始まった。。。
まずは、
フルートxマリンバ
A.ピアソラ:タンゴの歴史より
《ナイトクラブ1960年》《現代のコンサート》
のりやすく、自然にすぅ~っと馴染めるタンゴの曲から始まった。。。
今まで、何度かデュオをお願いしている江戸さんと、Naokiの息はピッタリ!!!
どうしても、フルートの方が前に出てしまうきらいがあった今までとは少し違い、
どちらも上手く主張して、それぞれの演奏が生かせたモノだった
何よりも、江戸さんのフルートは安心感があり、
それにNaokiが、いかにのっていくか!なので、やりやすかったのでは無いだろうか。
フルートx打楽器
中村典子:《ナビ》-フルートと打楽器のための-
やはり江戸さんとのデュオ
今度は、作曲家で、京芸の講師であるご本人が聴かれる中での演奏。
日本語の中にある素敵な響きのある言葉から派生する一連の感動・流れ
そんなモノを、音で表現した現代曲。
先ほどのタンゴとはうって変わり、風を感じさせたり、
空気の音までも聞こえるような
緊張した空間。。。
シャッターの音まで邪魔な気がして、は撮らず、
音楽に入り込んだ。。。
そして休憩が入り、
ピアノxピアノxティンパニx打楽器
B.バルトーク:《2台のピアノと打楽器のためのソナタ》Sz.110
とても、変わった編成のアンサンブルかも知れない。。。
しかし、それだけに、パーカッションを学ぶ者にとっては、
1度は演奏したい楽曲なのだ!
バルトークと言う作曲家自体が、ピアノに打楽器的な要素を盛り込む人であり、
ピアノの掛け合いも、それはそれは斬新で、難しいモノであった。
今回は、ティンパニは先輩である高島さんにお願いし、
Naokiは打楽器全般を担当
しかし。。。
『何で、Naokiティンパニにしんかったん!?』
と言うのが、偽らざるChrisの見解。。。
と言うほど、ティンパニの活躍、難しさも、十分すぎるほどだった
・・・が、打楽器全般はどうかと言えば、
それはそれで、ナカナカの難しさ!
バイオリンとかの様に、1つの楽器の演奏のみならず、
種々雑多な楽器を使いこなし、1音に最高のモノを求め、
難しいリズムを刻むのは、
打楽器奏者の宿命であり、それが魅力でもある!
木琴の音色も、
『エッ!木琴であの音が出たん!?』と言うほど、
スコーンと抜けた気持ちのイイ音が出て、
この曲の、この楽器には、このバチ!と選んだNaokiの読みが
しっかりストライクだったようだ
お疲れ!
満足のいく修士演奏
よく頑張りました!
又一つ、イイ経験が出来たね
Naokiは、R高吹奏楽部出身!
かの、宮本先生門下生とでも言いましょうか・・・
こぉ~~~い3年間を吹奏楽部と共に、生きてきた訳でして。。
そんな吹奏楽部創立45周年に当たる今年、
今までの卒業生と、現役生で、宮本先生指揮の下、
コンサートをやろうという企画が持ち上がった訳です!!!
しかし。。。
参加費も学生の身には重く、何よりも、
2日後に修士演奏と言う、言ってみれば院生の試験のリサイタルが
控えていた訳です。。。
Naokiとしては、誠に申し訳ないけど・・・pass
の予定でした。
ぐぁ!!!
宮本先生からのが。。。
『ハイ!分かりました!』って、OK!しちゃったんです
半分、断り切れなかった自分の甘さに、反省しつつも、
数日洛南に練習合わせに向かい、
どちらも消化しきれないままの当日になりました。。。
私はと言うと、心配しつつも、
久しぶりの吹奏楽。
久しぶりの京都会館。
久しぶりの保護者会のお友達に会える事に、
ちょっと、ウキウキ!でした
そして、完売というチケットを握りしめ、会場に4時到着。
おお!!!
長蛇の列!!!
チケット交換に並ぶ列は、3時から始まってるはずなのに、
いまだに・・・!
結局30分ほど並び、横の方だが、まぁまぁの席をget!
そして、すぐ近くの細美美術館のカフェに・・・
こちらが、ケーキセット
お芋入りのアップルパイが、とっても滑らかな舌触りで
これがナカナカ美味!
中庭のような吹きざらしのトコしか空いてなかったけど、
とってもおっしゃれぇ~~~~で、
こんな素敵なところが、京都会館の横にあっただなんて、
数年間知らず。。。
保護者会のお友達とも、色んな話で盛り上がり、
あっという間に、開演少し前に・・・
慌ただしく会場入りし、
席に着いた。
最初の1部は現役生によるマーチングステージ
そして、第2部には、やはり現役生が企画ステージを
久々のブラックライトも健在。
お琴も、京都らしさをアピール!
そしていよいよ、第3部
幕が開く前から、舞台では、宮本先生の声や、
皆さんの笑うような声が・・・!?
緊張感を解きほぐしてらっしゃるのだろうか。。。
とってもイイ雰囲気で、爆音と共に、緞帳が上がった!
これだけのメンバー!
45年間と言えども、関西在住か、この日が空いてる方ではないと来れないし、
楽器持参という事も言われてた。。。
ともかく、演奏しようと奮い立って参加しなければ、ならなかった訳なのに、
現役生も含め、100名もの大吹奏楽団になっていた!!!
それに、プロのオーケストラ奏者が、数名!
京響からトランペット・トロンボーン奏者
名フィルからファゴット奏者
ヨーロッパのプロオケのファゴット奏者の方まで帰ってこられて、
それはそれは、スッゴイ音!
メンバーが少ない事で、1人1人がガンバって、
全国大会まで勝ち抜いてきたメンバーが、
これだけ集まると・・・
本当に凄い!!!
曲は、
《あの日聞いた歌》真島敏夫編曲
《歌劇ローエングリンから「エルザの大聖堂への行列」》W.R.Wagner
Naokiも、鍵盤他、あちこち走りながら参戦!
・・・洛南時代が蘇る。。。
ちなみに、↑のクラリネット奏者は、
大フィルのブルックス・ソーン氏ではないか!?
洛南定演で、ゲストで来て下さって、素晴らしい音色を披露して下さった方。。。
今回は、賛助出演で来て頂いたそうな。。。
なんと、新婚ホヤホヤの彼に、急遽トランペットとNaokiのドラムスで、結婚行進曲のプレゼント
そして、ゲストには、とろけるようなサックスを披露して下さった織田浩司さんさんが・・・
《Star dust》H.Carmichael
Naokiも、ドラムスで参加。。。
本当に、満足した数時間。。。
会場一杯2000名の観衆も、きっとたっぷり
洛南の吹奏楽を味わったのではないだろうか!?
懐かしの《ジョージァ・オン・マイ・マインド》のアンコールに浸って、
舞台も客席も、あの頃にタイムスリップした感激をもらった!
結果!
『何なんやろう?』
『やって良かった!と感じてしまう。この満足感!』
『あんなに、大変やったのに。。。』
何と、当日先生の指示で、ドンドン演奏する楽器が増えたり、
指示が変わったり。。。
アタフタしながらも、何とかついて行ったNaoki達だった。。。
楽屋口には、久々の友人達も来てくれて、
疲れ果てたNaokiの顔も、和んだ演奏会だった。。。
残念ながら、友人達との飲み会は参加出来なかったけど、
その分、明後日の修士演奏に向かってふぁあ~~~~いと!!!