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洛南から2日目の夜
Naokiの修士演奏が、何はともあれ幕を開けた。。。
充分とまでは行かない練習量。。。
しかし、悔いの残さない演奏はしたい!と、
自分を追い込んできての当日だった。
さて、私は撮影班
打研のみんなで色んなお手伝いを願うので、
この役目が回ってきた。。。
しかし、何せ前科者。。。
以前、映像はきっちりだったモノの、マイクのスイッチを忘れて、
音は・・・無音
(演奏会で、それはありませんゼ!)
そんな意味で、ビビリまくりのだったのだ。。。
桂の駅から、早めのに乗り込み京芸前で降りると、
私より少し年配風の奥様お二人が、
『京芸って、どちらか分かりますか?』と・・・
『私もそちらに行きますので。』と私。
『エッ!コンサートに来て下さったんですか?
どなたかの保護者の方ですか?』
当然、知り合いでもなかったら、こんな山奥まで来てくれはらへんやろうし・・・
『イエ。折り込みのチラシで。
私ら、コンサート。スキですねん!
滋賀の山奥から来たんですよ』
ひょぇ~~~~!!!感激!
そんなこんなで、会場は、
修士演奏としては大入りとも言える観客を迎えて始まった。。。
まずは、
フルートxマリンバ
A.ピアソラ:タンゴの歴史より
《ナイトクラブ1960年》《現代のコンサート》
のりやすく、自然にすぅ~っと馴染めるタンゴの曲から始まった。。。
今まで、何度かデュオをお願いしている江戸さんと、Naokiの息はピッタリ!!!
どうしても、フルートの方が前に出てしまうきらいがあった今までとは少し違い、
どちらも上手く主張して、それぞれの演奏が生かせたモノだった
何よりも、江戸さんのフルートは安心感があり、
それにNaokiが、いかにのっていくか!なので、やりやすかったのでは無いだろうか。
フルートx打楽器
中村典子:《ナビ》-フルートと打楽器のための-
やはり江戸さんとのデュオ
今度は、作曲家で、京芸の講師であるご本人が聴かれる中での演奏。
日本語の中にある素敵な響きのある言葉から派生する一連の感動・流れ
そんなモノを、音で表現した現代曲。
先ほどのタンゴとはうって変わり、風を感じさせたり、
空気の音までも聞こえるような
緊張した空間。。。
シャッターの音まで邪魔な気がして、は撮らず、
音楽に入り込んだ。。。
そして休憩が入り、
ピアノxピアノxティンパニx打楽器
B.バルトーク:《2台のピアノと打楽器のためのソナタ》Sz.110
とても、変わった編成のアンサンブルかも知れない。。。
しかし、それだけに、パーカッションを学ぶ者にとっては、
1度は演奏したい楽曲なのだ!
バルトークと言う作曲家自体が、ピアノに打楽器的な要素を盛り込む人であり、
ピアノの掛け合いも、それはそれは斬新で、難しいモノであった。
今回は、ティンパニは先輩である高島さんにお願いし、
Naokiは打楽器全般を担当
しかし。。。
『何で、Naokiティンパニにしんかったん!?』
と言うのが、偽らざるChrisの見解。。。
と言うほど、ティンパニの活躍、難しさも、十分すぎるほどだった
・・・が、打楽器全般はどうかと言えば、
それはそれで、ナカナカの難しさ!
バイオリンとかの様に、1つの楽器の演奏のみならず、
種々雑多な楽器を使いこなし、1音に最高のモノを求め、
難しいリズムを刻むのは、
打楽器奏者の宿命であり、それが魅力でもある!
木琴の音色も、
『エッ!木琴であの音が出たん!?』と言うほど、
スコーンと抜けた気持ちのイイ音が出て、
この曲の、この楽器には、このバチ!と選んだNaokiの読みが
しっかりストライクだったようだ
お疲れ!
満足のいく修士演奏
よく頑張りました!
又一つ、イイ経験が出来たね