PAC定演。ショスタコ最後の交響曲

色んな曲で、この作曲家の名前は、きっとよくご存じだろう！

そう。。。
佐渡裕さんが、ベルリン・フィルで、素晴らしいデビューを飾った曲も、
いわゆる、【ショスタコの5番】である！

ショスタコの中でも、有名すぎる5番を選んだのは、
やはり、それだけ佐渡監督が、この曲で勝負したかったんだと思った。。。

さぁ。。。そんな、ショスタコーヴィチ。。。
私も当然、好きな作曲家。曲であり、
しかし、15番までも書いていた事、その曲は初めての出逢いだった。

驚いたのは、ついこの前まで活躍していた作曲家な事！
この一見、凄みのある、翳りだらけの様なモノトーンの写真で、
ずっと前の、せめて、亡くなって100年は前の、作曲家だと思っていた。

ところが、この曲が初演されたのは、つい40年前！
つまり、分野は違うけど、ビートルズの活躍も知っている作曲家なのである！

あまりにも現代！、あまりにも身近な存在。。。

しかし、これまで有名な曲を聴いても、すんなり入って行けた。
現代曲というと、難解な、取っ付きにくい印象があるのだが・・・
それは・・・彼が、オマージュとして、今まで作曲家の曲の1部を巧くアレンジして
彼の曲の中に、入れてきているのも、有ったのかも知れない。

クラシックでは、こうした事は、割とすんなり使われる。
何も知らなかった私は、最初に知ってる部分が使われている、
違う作曲家の曲を聴いた時、
唖然とした！
『盗作！？』って。。。

良いフレーズは、率先して使おう！と言う、イイ意味でのオマージュ。
これを、多く使ったショスタコーヴィチ。

さて。。。
それもふまえて、打楽器陣は、8名のオールスターキャスト！
（ショスタコは、打楽器をふんだんに使う曲が多い）
各パートは、名ソリストで堅め
（ソロパートで、聴かせる部分が多い）
今回は、最後の交響曲で、1番現代に近い事もあり、
現代曲の色合いが濃い作品だった。。。

それだけ、こちらがメインというか、最初のチャイコの協奏曲1番に比べ、
随分力が入っていた感があった！

打楽器（ティンパニ・スネアドラム・グロッケン・大太鼓・銅鑼・シンバル他多数）を
効果的に、スパイス的にふんだんに入れて、面白く興味深くした曲想。。。
ヴァイオリン・チェロ・オーボエ・フルート・ホルン・トロンボーン・トランペット・チューバ・ファゴット他の、
各パートが、語りかける様にソロで歌う！

そして、終りは、
病床にあり、最後を予感させる様な、静かな沈黙で、曲を締めくくる。。。

ナカナカの出来だったと思う！




そして、順序は、逆になってしまったが、
最初に演奏されたのは、

チャイコフスキー：ピアノ協奏曲　第1番　変ロ短調　op.23

あまりにも有名なこの曲。
ピアニストは、この写真より、イケメン！？のアレキサンダー・ゴブリン
姿がそうである様に、演奏も、紳士的で、cool！！！

彼の演奏は、魅力的だったが、
PACのオケとの調和が、もう一つだった感はあった。。。

指揮者のシュテファン・ザンデルリンクが、
父である、ドイツの巨匠クルト・ザンデルリンクが得意とした、
ショスタコの作品に重きを置いたのも、限りのある練習の中で、
致し方ない選択だったと思う。。。

しかし。。。
音が前に出て、元気なPACの演奏を実感出来たのは、
イイコンサートだったと思えた！




さて。。。

そんなコンサートとは、関係ないけど。。。お。ま。け。。。
日曜日のコンサート前の土曜日の自宅教室。
この教室は、Chrisのお友達教室。

こちらのおみやげ頂きました！
有名な、神戸三田のエス・コヤマのお菓子

パン！？かと思いきや、ケーキだとか！



こちらを開けると・・・



ほいほぉ～い！
香りに釣られたのか？
はたまた、カサカサって言う紙の音に興味津々なのか？
やって来ました！猫1匹
チョイと、放心状態気味のお顔。。。

さて。。。
開けて驚いたのが、一見は、ピザの様な色合い！
つい、ピザパンのように思ってしまったChrisでしたが・・・





中を切って取り分けると。。。

おお何層にもなったケーキ！

ピスタチオやら、カシスやら・・・

甘さに、酸味が加わって、ナッツの歯ごたえも魅力的！

ついには。。。

こちらの方がメインになってしまい。。。

の筆は一向に進まず

ケーキを頬ばると、おしゃべり用のが、
大活躍の教室でした。。。

ま。。。楽しければ・・・の教室です
次回は・・・頑張るぞ！！！